マイホームの手入れ>スレート系屋根材の知識と補修の考え方

外壁工事に続いて、素人には手の出しにくいのが屋根工事でしょう。当然危険も伴います
が、屋根仕上げ材の色落ちなら、塗装でできますので自分でできる範囲も充分にあります。
注意したいのは、屋根の勾配です。勾配のきつい屋根は、足場が必要になったりしますが、
普通の屋根であればそのまま歩けると思います。安全第一を考えて、安全ベルトやヘルメ
ットの着用は必要でしょう。

屋根の手入れとして、簡単なのは塗装です。スレート屋根の場合は５〜６年で色落ちが目
立ち始めますし、トタン屋根も錆の出る前に早めの塗装が必要です。塗る前にひび割れな
どあれば、シーリング材を充填するかパテ埋めをします。表面の粉も左官ブラシやワイヤ
ーブラシで、よく落とします。塗りたくないところには、マスキングテープやビニールで
養生しておきます。下塗りとしてシーラーを全面に塗ります。

下塗りのシーラーが充分に乾いたら、スレート瓦用の塗料を塗ります。まず、ローラーバ
ケの入らない細かい部分をすじかいバケで塗り、次にローラーバケで塗っていきます。塗
る順序に気付けて、屋根から下りるところを最後に塗ります。

なお、新築工事のときの雨漏りしにくい屋根形状は、以下のＵＲＬで解説してますので、
ぜひご覧ください。

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