マイホームの手入れ>傷みの少ないうちにブロック塀の欠けや穴を直すテクニック

ブロック塀は、車などの接触により、欠けたり穴があくことがあります。小さいうちでし
たら補修できますが、大きな欠けや穴は塀の強度の問題や、特に内部の鉄筋が見えてるよ
うでは、地震で倒れる危険性もありますから、専門業者にすぐに修理を依頼すべきです。
ここでは、小さな欠けや穴の補修を紹介します。

まず欠けた部分の、汚れを取ることからはじめます。グラグラしている欠け片が残ってい
る時は、タガネやドライバーで取り去ります。少し大きめの穴のときは、穴の中に小石を
入れて、小石と補修部分を水で湿らせて、モルタルのつきを良くします。隙間にコテを使
ってモルタルが充分行き渡るように、押しながら埋めていきます。モルタルの硬さは、シ
ャベルですくって、傾けても流れない硬さが適当です。

表面が平らになったら、ブロックの目地の部分を元のように少しへこませて、仕上げます。
周囲にはみ出したモルタルを、ワイヤーブラシなどで取ります。仕上げた表面を乾く前に
たわしで軽くたたくと、ざらざらしたブロックの質感に似せることもできます。
なお、ひび割れの場合は変成シリコン系充填材で補修します。